【書評】「限りある時間の使い方」
最近読んだ本についても簡単に記録していきたいと思います。
1.概要
「限りある時間の使い方」という本を読みました。
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ネットでこの本のことをすごく評価している人がいたので、自分の時間の使い方の参考になればと思い、手に取ってみました。
特に印象だったのは、以下のあたりです。
「ホフスタッターの法則:どんな仕事であれ、つねに時間は予想以上にかかるものであるーたとえホフスタッターの法則を計算にいれてもだ。」
(仕事は時間がある限り膨張するというような話と同じですね。)
周りの人と同時に休むことで幸福度が上がる。
(そういう意味では祝日の多い日本は幸福度が比較的高いということになりそうですね。)
仕事のための余暇ではなく、人生を豊かにするための余暇である
(結局効率化を図って、より多くの仕事をするというのはおかしいのではという疑問だと理解しました。)
時間は私を構成する実体である。
(これは、時間をコントロールしようとする考え自体、自分自身をコントロールしようとするもので、無理なのではという問題提起という理解です。)
2.感想
感想としては、よくある話で、あんまり新しい発見はないかなと思いました。
一番重要なポイントは、「できることは有限で、何かに集中すべきである」ということであって、これは「エッセンシャル思考」で書かれていたとおりなのかなと思いました。
というか、結局時間をいかに使うかというテーマは、自分がやるべきことを優先順位をつけてやっていこうということに尽きる気がするので、あまり本を読んでも仕方ないということなのかもしれないなと思いました(身も蓋もないですね)。