ある法律家の徒然日記

法律家がキャリア、書籍とか思ったことをつらつら書き連ねるブログです

【書評】「転職一年目の教科書」

1.はじめに

転職の話をしていたときに、知人から転職するならこの本を読んでおくとよいよと紹介されたのが「転職一年目の教科書」です。

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転職1年目の教科書 [ 秋山 進 ]
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2.感想

一番最初に感じたことは、「結構リアルなことも書いてあるな」でした。転職者に妙に優しい人はちょっと注意したほうがいいとか、入社初日に席がない場合があるとかは、なんかわかる気がしました。

 

転職者が気をつけるべきポイントが具体的に書いてあって参考になるなと思いました。

例えば、以下のようなポイントは特になるほどなと思いました。

 

  • 人間関係や他の部門との関係とかは複雑なところがあるので、慎重になるとよい。社内サークルや飲み会のような非公式のコミュニケーションが大事。
  • 業界の用語などは早く覚えることが大事。わからない言葉はすぐ調べる。会社に関する数字も覚えておくとよい。
  • 違和感を覚えることはメモしておく。あとで見返すと理解できることも多い。理解できないところは改善のチャンスになるかもしれない。
  • 最初の1ヶ月は疲れやすい。ストレスは3ヶ月くらいまで貯まりやすいので、適度に息抜きして、リフレッシュしていくことが大切。
  • 最初のうちは大きな成果よりも、小さな実績を積み重ねることが大切
  • 業界が変わるよりも、業界ナンバー1とナンバー3の方がカルチャーが違ったりする
  • 「そんなに簡単なものじゃない」、「君は素人だからそんなことが言えるんだ」と言われる場合は、相手の痛いところをついている可能性が高い。
  • 失敗したときは早めに上司に相談することが大切。

 

3.まとめ

結局は、会社に期待しすぎないことと、一つ一つ丁寧に仕事をやっていくのに尽きるなと思いました。

ただ、陥りやすい罠を避けるためには、この本に書いていることはすごく参考になりそうだなと思いました。